世界で食料不足深刻 飢餓増加、昨年最大8.1億人 気候変動・コロナで高騰 - 日本経済新聞

【ウィーン=細川倫太郎】気候変動と新型コロナウイルス禍が世界で深刻な食料不足をもたらしている。国連によると、2020年は7億2000万~8億1100万人が飢餓に苦しみ、前年比で約1億6000万人増えた。農作物の不作や輸出制限で食料価格が高騰しており、飢餓人口は一段と増える恐れがある。アフリカの島国マダガスカル南部では…